・「中国ビジネスの入門書」
これから中国でビジネスをしてみたいが、経験も知識もない人には業界、業態別に代表例が取り上げてあるのでわかりやすいと思います。また日中のビジネス関係と今後を教養として知る上でも学生や主婦の方にも参考になると思います。
香港にビジネスパートナーを持ち、本土でも仕事をしている私にとっては何ら驚くことがなく同筆者の「チャイナ・インパクト」のほうが地域別の比較などがあり、参考になりました。
・「「チャイナインパクト」読んでからの方が良いかな」
中国との協働、連携を取り入れたビジネスモデルの紹介本です。日本が、どうしていくか、に重点が置かれてます。ページ数も少ないためか、紹介レベルになってます。新聞、雑誌等を、まじめに読んでいない身には、「中国との付き合い方」がコンパクトにまとめてあり、ありがたかったです。
中国の現状については、あまり触れられてないため、「今の中国」を知ってから、読んだ方が良いと思いました。ですので、先に、「チャイナインパクト」を読んでからの方が良いと思います。
・「中国のことをもっと知りたい」
中国は、今急成長しており、自分の思っている中国とは既に明らかに違うことが良く分かった。本書は2002年の著作だが、もう今は更に変わっているかもしれない。しかし、中国の日本への影響は今後ますます増大する。中国のことをもっと知りたいという気持ちになった。中国との付き合い方についても参考になった。ユニクロの成功事例と更なる展開方法の検討、アメリカのウォルマートを支える仕組み、日本進出への方策なども参考になる。特にユニクロのオーダースーツ進出は面白いと感じた。(あったら利用したい)また、物流の改善で中国の商品が国内とほぼ同じタイムラグで確保できる。これは、中国の商品が日本国内の商品となんら変わらなくなるという点でインパクトが大きいと思う。実際野菜・海産物なども中国からの輸入がすごく増えている。また、ビジネスマンの仕事も中国にアウトソーシングされていく。これはビジネスマンにとっては驚異だ。しかし、逆にアウトソーシングにより、仕事がアウトソーシングされるメリットもあり歓迎すべきかもしれない。また、中国は日本の東京一極集中とことなり、地方都市がそれぞれ独自性を出して競い合い、発展している点が大変興味深かった。日本の再生も地方都市の活況が不可欠ではないかと感じた。中国の入門書として、なかなか良い本だと思います。
・「今ひとつ」
中国の発展と、日本企業の中国におけるビジネスのやり方、現状における日本の問題点と、今のままでは今後どうなってしまうか。それを避けるためにはどうしたらよいか。が短時間でさらっと読めてしまうため、中国の全体像をさらっと理解する程度であれば、もってこいの一冊と思います。しかし、私自身としては、チャイナインパクトを読んだ後に読んだせいか、内容的にダブる部分もあり、全体的に「イマイチ」といった印象でした。本書→チャイナインパクトの順に読めば、理解がより深められるかもしれません。
・「チャイナ・インパクトの簡易版」
著者の出版物は殆んど読んでいるが、この本は、そういう人にはあまりお奨めできない。初めて大前氏の本を読む方ならともかく、あまりにも他の作品、特にチャイナ・インパクトと重複した内容が多く、又、過去の雑誌記事で構成されているので、新味はありません。そうは言っても、実際に手にとって読んで見ないと納得出きないとは思いますが・・・。
・「この本も良い刺激になりますよ」
この本を読むとダイナミックに変貌を遂げている姿が目に浮かび、具体的に日本その他のアジアからどんどん産業が中国にシフトしている現実を突きつけられます。そして、自分を含め日本は何とかしなければと考えさせられる本です。いつもながらの大前流の軽い文体は読みやすく、あっと言う間に読みきってしまいました。良い本です。
蛇足ですが、中国(特に大連)に行きたくなる効果もあります。
・「コールセンターの移管」
大前先生の著書と言うだけで購入した。今まで、コールセンターを日本では札幌、沖縄に、海外ではオーストラリアに開設する企業が多かったが、日本語熱の高い中国の大連でも開設できるという点に驚いた。製造業の分野が中国に移管されているのはすべての国民が知るところの事実だが、サービス業まで移管される日も遠くないと感じた。日本の雇用はどの分野で創出できるのだろうかと考えさせられた。
・「日本にとっての中国有効連携法」
チャイナ・インパクトでは、中国がどのように発展しているかを説明していた。この本では、日本が中国とどう連携して行ったら良いかを提案している(流通業やバックオフィス)。
この道は、かつて米国企業(GEなど)が日本企業に対抗するために通ってきた道であり、追われる立場になったことを痛感する。これからも、先頭を走っていくためにも高付加価値化及び無駄の排除は急務と感じた。
・「ウォルマート も ターゲット も全商品の40%」
中国事情に詳しいと自負しておりました自分にも初めて知ることばかりで、皆さんにも中国に目を向ける機会を提供してくれると思いますよ。
冒頭で、著者は大胆な予想を披露しています。<近い将来、おそらく2010年までに、中国と日本の間は完全にシームレス(継ぎ目なし)になり、中国は日本の「国内市場」になるだろう>
なにせ、アメリカで滞在しておるものとしてよく訪れる『ウォルマート』も『ターゲット』も全商品の40%を中国で調達していますものね
・「「チャイナ・インパクト」から一歩踏み込んだ指南書」
中国については「チャイナ・インパクト」で十分だと思い、この本を購入するかどうか迷ったが、買って正解であった。レポート調の「チャイナ・インパクト」から一歩踏み込んだ視点で、つまり日本はこれからどうするべきかという問題解決型・提案型の文章構成になっている。
中国についての情報は「チャイナ・インパクト」と重複する点も有り、「チャイナ・インパクト」を読んだときほど衝撃は感じられなかった。しかし地域を大連に絞っており又、更なる発展と変化を報告しているので新鮮さは有る。
大前氏は、「ユニクロ型」から「ポスト・ユニクロ型」ビジネスへの変換を唱えており、ブルーカラーだけでなくホワイトカラーの仕事も中国でアウトソーシングしろと主張しており、彼の意見国の早い変化と共に変遷していることがうかがえた。大前氏が「もし私がユニクロの経営者であるなら、こうする」というケーススタディも見逃せない。
積極的にヒト・モノ・カネを集める中国の姿とは違い、沖縄がやっと経済特区になったばかりの日本は、規模・スピード・的確さとどれをとっても中国に劣る。衝撃を通り越して、日本の現状・未来の絶望を感じる作品だ。雑誌『SAPIO』の連載をまとめたものであるらしいが、容量が少ないのが残念だ。だが、この価格でこの密度の濃さなら買って損は無い。週間ポスト誌に連載の「ドットコム・仕事術」のbook化も期待したい。
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