●グローバルスタンダード時代における実践FMEA手法―品質管理と信頼性、保全性、安全性解析
●FMEA手法と実践事例―品質管理と信頼性、保全性、安全性解析、医療事故防止 (ISO9000品質システム構築に役立つ手法シリーズ)
・「GD3って何ですか?」
GD3のうち良い設計(Good design)良い議論(Good Discussion)は分かる。もう一つのGDがよくわからなかった。
例えば、分かった点しか書いていないReviewは、実は何も分かっていない場合がある。分からなかった点を書いてあるReviewを信用した方がよいかもしれない。それが、未然防止の肝ではないだろうか。
例えば、問題が安全である場合には、FMEAをやり過ぎるより、安全分析をやりきることの方がよい設計には必要ではないだろうか。故障は必ずしも安全の原因ではない。安全の真因を探すには、現場、現地、現物を大切にしよう。
ps.最近は、トヨタではFMEAを取り入れたDRBFM(Design Review Based on Failure Mode)というのをやっているらしい。http://www.i-juse.co.jp/statistics/xdata/sympo09_toyota.pdf
HAZOPを取り入れた手法はまだ公開されていないのだろうか。
・「全ての頁がうなずける」
この本は、①著者が経験し品質(および経営)に関しての考えを述べている部分と、②GD3法に関する手法の使い方の部分に大きく分けられて書かれていると思います。手法に関しては、当然本を読めば分かりますが、大事なのは、手法の開発や使用に至るまでの考え方であることをつくづく認識しました。
品質に関して高いマインドを持つ、または持たせるための良書と考えます。
・「当たり前のことを、徹底的に愚直にやり抜くこと」
トヨタで信頼性責任者を務めた著者による、問題を未然に防止するための哲学・方法論。
高い目標を掲げ、Plan Do Checkのサイクルを徹底的に早く回すこと。そのために、問題点が目に見えるようすることと、切羽詰り集中して・客観的に見て・良いイメージを持ってあきらめないことが大切という。人格が変わるほど「徹底的に」・「早く」行うという点に、トヨタならではの凄みを感じる。全社員がこういった姿勢を持つような文化は、一朝一夕には形成されないのだろう。
技法としては、FMEAやDRという既存の手法を生かし、これらが形骸化し、管理のための管理となってしまわないよう努めている。特に真新しいことが書かれているわけではないが、当たり前のことをきっちりやることの力が感じられる。
信頼性評価という、誉められることは少なく、見逃せば大いに責められる仕事の悩みから、問題点を発見するというポジティブな捉え方への転換がベースにある。
ただ、既存製品の改良・改善開発には向いているが、本当に新しいものを開発する際にどうするか、という疑問はある。それでも、トヨタは個性・独創性が劣るのではと問われ、「トヨタの個性は品質だ」、と答えるトップ同様、著者にブレは無い。
・「トヨタのDNA、品質第一を貫く基本手法」
トヨタのDNAは、「品質第一」である。幹部社員が公にそのように言って憚らない。ではその品質第一を貫くためにはどうすればよいか?品質問題は変更点で起こる、との事実から、変更点に集中した管理を実施する。その方法が、いわゆるGD3である。これまで、部分的に色々な説明があったが、本書でひとつの体系として全体像が明らかになる。
ひとつひとつ示唆に富む内容であり、深く理解するために繰り返し読みたい本だ。くれぐれも表面で分かった気になってはいけない。
品質エンジニアにとって、あるいは広くエンジニアにとって、必読の書と言っていい。
・「普通のトヨタ本」
ごくごく普通のトヨタの本という印象です。トヨタらしく「何でも徹底的にやる」というのはすごいこと。だから1兆円企業なのでしょう。未然防止の色々な提案があり参考になりました。ただ、もう少しせっかくトヨタなのだから専門的なことも載せても良かったのでは?やや内容が薄いような感じがします。他の未然防止や失敗関係や品質関係の書物の方が面白くためになると思います。
・「大変参考になった」
どうやってトラブルを未然に防ぐかということで購入した。
全般としては、平易な言葉で書かれて分かりやすく理解しやすかった。
しかし、”トヨタ式”と有るように自動車といった既存製品の中から新製品の開発を行う場合には大変有益だと思うが、例えば”歩くしか無かった時代にいきなり自動車を発明した”というような世界でも初めての概念を用いた開発の時にはどう未然防止出来るのだろう?
・「 一つの作業をまわしていくって 大変なんですね..」
→なぜ未然防止が必要なのか 問題解決や再発防止と何が違うのか(P3) 言葉の定義、考え方、実施の仕方と 非常にわかり易く書かれています
→本の題名にもなっている 3つのGDも かみ砕いて提示されているので理解しやすい! グット デザイン グット ディスカッション グット ディセクション
→しかし、未然防止一つとっても それを行う自分、それを行う職場環境が重要なんですね.. 一つの作業をまわしていくって 大変なんですね..
→リスク管理は、なぜ必要なのか ずっと上手く説明できなかったのですが この本に書かれている「未然防止」という単語と からめて説明すると 簡単に説明できそうな気がしています..
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