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▼Kind of Blue:詳細

Kind of Blue

Kind of Blue
Miles Davis(アーティスト), Wynton Kelly(アーティスト), Paul Chambers(アーティスト), Jimmy Cobb(アーティスト), Cannonball Adderley(アーティスト), John Coltrane(アーティスト), Bill Evans(アーティスト)

▼クチコミ情報

・「何といっても、格好良さに尽きると思います
59年発表のアルバムにして、「私の好きなジャズアルバム」等々のアンケートがあると、必ずといってよいほど、トップに来るアルバムです。特徴としては、「このアルバムで、マイルスはモードを確立した」を始め、様々な薀蓄が語られますが、要は格好いいのです。言葉でいえば、「静謐」といえばいいのでしょうか。静かに、けれど確かに刻まれるチェンバースのb、コブのdrのリズム隊をバックに、ここぞという場面で出される帝王マイルスのトランペット。中山氏でなくても、「くう〜、たまらん」と唸る格好良さなのです。そして、マイルス以外のキーパーソンは、やはり、ビルエヴァンスのピアノ。美しい旋律で、マイルスのプレイを引き出すだけでなく、時には、アルバム全体をリードする役割を果たしています。最初に聞くジャズアルバムではないと思いますが、いつかは聞きたいジャズアルバムの名作です。

・「クールな失敗作
マイルスが本作を失敗作と言っているのは事実。60年代の作品群を聞いた後、改めて聞き直すと、基本はモードでも、個々の演奏スタイルはバップスタイルと何ら変わりないのが理由だと思う。マイルスは60年代黄金クインテットのような自由奔放な演奏スタイルを目指したのではないか。

しかし失敗作だと言われようが、本作の魅力が損なわれるものではない。理屈ではなく、カッコいいものはカッコいいのである。曲が良い。編曲が良い。何より雰囲気が良い。So Whatのイントロからは「何か新しいことが始まりそうだ」という変革の気配が感じられる。このクールな変革の気配・雰囲気が本作の魅力である。失敗が幸いした稀な作品で、中途半端になった分、保守と革新が共存する聞きやすい作品になった。ジャズの最初の1枚としては最適な作品だと思う。

本作はマイルスの代表作だが最高作ではない。ショーター、ハンコック、カーター、ウイリアムスとの一連の作品がマイルスの目指したジャズの革新であり、ジャズの臨界点だと思う。

・「JAZZの代名詞になってしまうといわれている、"Kind of Blue"
JAZZのアルバムの中で、世界中でもっとも売れるこの"Kind of Blue"は、JAZZの代名詞となってしまうかもしれない、という日本のJAZZミュージシャンがいる。数十年後の世界では、JAZZというものを紹介するときに、このカテゴリーに他のもの、例えばチャーリー・パーカー等のビバップなどは入らないことさえ考えられるかも、と。

それはさておき、Kind of Blueである。マイルスのアルバムの中でも、押さえたムードの中でお洒落で都会的なサウンドが静かに展開される。タイトルどおりちょっとブルーな雰囲気。十代の頃に何十回も聞いたアルバムだ。一言で言うとマイルスのアルバムの中でも特に格好いいのだ。マイルスの口癖でもあった"So What?"(だからどうしたってんだ?)から始まるこのアルバムの曲は、いつでも頭の中でリフレインする。マイルスは、最晩年に至るまで、常にJAZZ界に新しいアイデアを提供してきた。多くのミュージシャンがこのアルバムを聴きまくって、いろんなヒントを得たのも事実だ。マイルスが亡くなったときにキース・ジャレットが「これからは誰がアイデアを提供するのだろう」と嘆いたのは有名だ。モード奏法の確立したアルバム云々、このアルバムについての解説は恐ろしいほどの量だ。だけど、虚心坦懐にこのサウンドに耳を傾けてほしい。マイルスの終生変わらなかった洗練された、繊細なサウンドを楽しんでほしい、と思う。

そして若いリスナーには、”音楽の秘境”へと突き進んでいき、つねに驚嘆すべきサウンドを作り上げていった、この天才ミュージシャンの70年代、80年代、90年代のアルバムも聴いてもらえたら嬉しい。

・「マルチチャネルとステレオのSACDです。
 このアルバムの国内版のSACDは通常の2Chのステレオ版ですが、この輸入版のSACDには、マルチチャンネルとステレオの2種類の音源が収録されています。マルチチャネルで再生すると、小さなライブハウスで、ステージの直前で聞いているような感覚がします。演奏者の汗が飛んでくるような臨場感を味わえます。一方、ステレオで再生すると、比較的広いジャズハウスで、ステージから20mほど離れた座席で、静かに落ち着いて聞いている感じです。これは有名なアルバムですので、このアルバムの解説は、簡単に入手できます。そのため、日本語のライナーノーツがなくても困りません。SACDのマルチチャネルの再生環境がある方は、こちらの輸入版をお勧めします。

・「モダン・ジャズの始まり
モダン・ジャズの傑作中の傑作がこの作品だ。マイルス・デイヴィスがラヴェルなどクラシック音楽を聴いて研究した中から生み出された旋法(モード)だ。全曲深くて、うっとり陶酔できる曲ばかりだが個人的に好きなのはビル・エヴァンスのアイデアから生まれた「ブルー・イン・グリーン」だ。この曲を聴いてると幽玄な世界に引きずり込まれ、あまりの美しさにうっとりしてしまう。この作品はジャズファンの方には広く愛聴されているけどジャズを聴いたことない方にも是非おすすめ。老若男女だれにでも勧めます^^

・「何も考えずにこの美しさを味わう喜び。
ã"の作å"ãŒä½•æ•...æ­'史に残る大å‚'作なのか。

カタログの決まりæ-‡å¥ã®ã‚ˆã†ã«ç¹°ã‚Šè¿"される「モード・ジャズのå...ˆé§†ã'」だからでは無い。それは後になって作られた注釈であり、本作å"ãŒã‚¢ãƒ¡ãƒªã‚«ã§ç™ºå£²æ™‚から多くの人の心ã‚'æŽ'ã‚"だ理ç"±ã§ã¯ã‚りえない。

Miles本人のコメントや本作å"ã®ãƒ‰ã‚­ãƒ¥ãƒ¡ãƒ³ãƒˆã‚'読ã‚"でみると、Milesは決ã-てã"れã‚'もって「モード・ジャズ」に突å...¥ã-ようとã-たわã'ではなく、単にæ¼"奏上の一つのスタイルとã-てモードの概念ã‚'å-りå...¥ã‚ŒãŸã ã'だった事がわかる。

実際、CannonballやColtraneのãƒ-レイもモードのスタイルで統一されてるわã'では無く、Miles自身ですらそうだ。曲もãƒ-ルース、個性的なバラッド、スãƒ'ニッシュ調やら多彩ですらある。むã-ろæ-°æ-§ã®ã‚¸ãƒ£ã‚ºãƒ»ã‚¹ã‚¿ã‚¤ãƒ«ãŒæ··åœ¨ã-ており、それでもア!ãƒ!!«ãƒãƒ å...¨ä½"に独特の統一ã-たムードがあるのが不思議なくらいだ。

おそらくå†'頭のç­"えは、「simplicity」である。

2回のセッションで作られたã"の作å"ã¯ã€Œï¼•」以å¤-はå...¨ã¦é€šã-でæ¼"奏ã-た最初のテイクがそのまま最終テイクとなった。ゆえに未発表テイクは「ï¼-」ã-か存在ã-ない。Bill Evansによる複é›'なハーモニー、モードのアドリãƒ-、æ-¬æ-°ãªæ›²å±•é-‹ãªã©ã®é«˜åº¦ã§çŸ¥çš„な作業がMilesの頭の中で処理され、スタジオではミュージシャンとの現å 'ではワン・テイクで完成される。その驚くべき集中度と、にもé-¢ã‚ã‚‰ãšç"Ÿã˜ã¦ã„ã‚‹ç°¡æ½"な美ã-さ。Evans自身がアルバムのライナーで、æ-¥æœ¬ã®å¢¨çµµã«ä¾‹ãˆãŸé™å¯‚の中の緊張感と美ã-さ。

ã"れがã"の作å"ã‚'奇跡のå‚'作にã-ている。だから難ã-く考えずに、ã"の美ã-さに身ã‚'ゆだねるã"とが最良のé''賞法だと思う。

・「Kind of Blue
アシュリー・カーン著「カインド・オブ・ブルーの真実」はこの歴史的な傑作の誕生の瞬間を捕らえた読み物として、非常に興味深く読み終えたが、20世紀音楽史上の最大傑作のひとつとして、「カインド・オブ・ブルー」をお持ちでない方は今すぐ、お買い求めになることを強くお薦めする。この傑作の傑作たる所以は、当時のジャズ・シーンがもつ雰囲気と異質のグルーヴ感、ということに要約できると思う。当時のジャズ・シーンを席巻していたファンキー・ブームは所詮はハード・バップを源泉としており、ハード・バップの亜流に過ぎない訳であるが、マイルス・デイヴィスのこの作品は、ある日突然涌き出た泉として小生には映る。この異質なグルーヴ感は「モード」という手法が導入されたことによるものなのだそうだが、そんな小賢しく、専門的な言葉での論議はともかく、いままでの音とは全く違う感じを受ける。ここが重要と思う。確かにマイルスは「モード」という方法論で音楽を構築したのかもしれないが、しかしマイルスという人間がいなければ、この音は絶対に生まれなかったと確信する。リーダーとしての統率力がメンバー各々の卓越した技量(特にビル・エヴァンス)を引き出した傑作と思う。このCDをお求めになり、お聴きになって、なんか面白くないと思った方は何度も聴いて欲しい。世紀の傑作と楽しさは決して同義語ではない。楽しみたいのなら、ピーターソンを聴けば良いだ。絶対に感動するするときがかならず来る。小生はそう思う。蛇足ながら、このCDの海賊盤(当時のレコーディングがドキュメント風に記録されている)と上記の「カインド・オブ・ブルーの真実」を同時進行で読むと、セッションの状況がわかり、まるで自分がスタディオにいるかのような臨場感であった。貴重な体験であった。

・「聴いたことのないJAZZファンはいないだろうけど・・・。
KIND OF BLUEほど多く語られているアルバムも他には多分ないでしょう。Jazzアルバムでもっとも売れているアルバム!マイルスがモード奏法を完成させた!最高傑作!本当は何も読まず、誰の評価も意見も聞かずに聞いて欲しいアルバム。絶対に凄いアルバムだと頭ごなしに聴くのは面白くない。たぶんこのアルバムの評価は聴けば聴くほど味わいを増してくるに違いない。何十回、何百回聴いても新しい発見と感動を与えてくれる数少ないアルバムだと思う。

・「自分の耳で聴いてみよう
これだけ活字で語られてしまったアルバムも珍しい。「ジャズ史に燦然と輝く名盤」とか「モダンジャズの最高傑作」とか云々。でも、そう書いた人たち、本当にそう感じたのかな?自分の思いを言葉にした結果なのかな?僕にはそうは思えないんだよね。

何よりもまず、マイルスの作品中これが最高といえるだろうか。50、60年代に限定したとしても、リスナーの心を動かす作品は他にあるだろうに。例えば、クッキンやマイルス・スマイルズの方がアルバム的な完成度は高いと思う。正直言って、このアルバムは聴き手の心を揺さぶる迫真性とプレーヤー各人の創造性に乏しいと感じざるを得ない。

メンバー云々の話はもっとおかしい。ジミー・コブを除く全員が超一流のジャズメンとして名を残しているのは分かる。でも、彼らは自身最高のプレイをここでしているのかな?ビル・エバンズ一人を例にとってもいい。もし、「彼はカインド・オブ・ブルーで最高のプレイをした」と言う人がいるならば、その人はエバンズのアルバムをまともに聴いたことのない人だろう。

別段、この作品を貶める気は全く無いけれども、やみくもに最高傑作を連発するのは大きな問題だと思う。世界で累計何千万枚売れたなんていっても、豪華版で売っているのは日本だけ。

まずは自分の耳で聴いてみよう。人の意見に左右される感動なんて本物ではないよ。

・「モードを確立した作品としてジャズの金字塔です。「モード奏法って何????」
「251進行などを含まない簡単なコード進行で、分散和音(コードトーン、アルペジオ)を意識しないでアドリブソロを取る」=モード

「251進行などを含む複雑なコード進行で、(場合によっては、そのコード進行をリハーモナイズドしてさらに複雑化する)、分散和音に忠実なアドリブソロを取る」=普通のジャズ(ビバップ)

| Dm7 | ×8小節| Dm7 | ×8| Ebm7 |×8| Dm7 |×8 

これはSo Whatのコード進行です。見てもらえば分かるように非常に簡単です。ってかコード2個しかない。「これがジャズになるの??」という疑問ですが、実際聴いてもらえば分かると思いますが、とてもクールなジャズになってます。凄い画期的ですね。

因にBlue In Greenはモードではないです。

Kind of Blue
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